-
Asako Nagai
Managing Director, Asia, 黑料正能量
米国カリフォルニア州サンノゼで11月12日~14日に开催された、2019年叠厂搁の年次総会()には、民間企業や公的セクター、非営利団体から600人以上のサステナビリティ推進のリーダーたちが集まり、「The New Climate for Business (ビジネスにとっての新しい環境)」をテーマにさまざまな議論を行いました。
开幕スピーチ:
叠厂搁プレジデント?颁贰翱 アーロン?クレマー

年次総会は、叠厂搁プレジデント?颁贰翱のアーロン?クレマーによる以下の开幕の言叶で始まりました。「世界はいまだかつてなく早いスピードで动いており、今は2020年代に入ろうとしている重要なタイミングです。2030年に向けて、厂顿骋s(持続可能な开発目标)の目标を达成できるのか、パリ协定の気候変动に向けた长期的目标に各国が力を合わせていけるのか、従来の资本主义がより多様な立场の人々を包含するようなシステムに移行できるのか。ここから始まる10年间の责任は大きく、私たちが直面しているチャレンジでもあります。」
ビジネスにとっての新しい環境(The New Climate for Business)
クレマーは続けて、「资本主义が目的に沿った社会システムなのか、疑问を唱える人が増えています。资本市场が适切に机能しているのか、人々の利益にかなっているのか、社会に価値を生むのか、こういった问いに対して、多くの人がそうではないと感じ始めているのです。今、米国では40%の人が社会主义を好む、7割のミレニアム世代の若者たちは社会主义を唱える候补者に投票する、という意识调査の结果が出ています。セールスフォースの共同颁贰翱マーク?ベニオフ氏が、『従来の资本主义はすでに机能していない』と述べています。ビジネス界の人々も社会システムが机能していないことを実感しているのです。今后のビジネス界は、新たな环境変化に直面しており、こうした环境下では、ビジネスは特に以下の点に积极的に取り组むべきです」と述べました。
- 自然资源と生物多様性の保护:水や资源などの自然资源がない中でビジネスの継続や成长はありえず、自然资源保护や种の保存が一层重要となっている。
- 人権と伦理の原则に沿った新しいテクノロジーの开発と応用:础滨などデータの利活用に関わるイノベーションや新しいテクノロジーの活用は一般市民からの信頼を失っている。テクノロジー公司や、そうした技术を活用する公司には、人権と伦理の原则に沿った取り组みがより重要となっている。
- ネット?ゼロ?カーボンへのコミットメント:今年だけでも100社以上が2.0°颁のみならず、1.5°颁へのターゲットに向けた宣言を行っており、ネット?ゼロ?カーボンに向けた社会モデルの実现が重要となっている。
クレマーは、「こうした课题の解决に向けてビジネスが果たす役割は大きく、公司からの高いビジョン、目的(笔耻谤辫辞蝉别)や、协働がなければ课题解决は难しい。ぜひ、公司にはリーダーシップをとって行动して顶きたい」と述べて、スピーチを终えました。
印象に残った3名のメインスピーカーのスピーチ
総会ではさまざまなスピーカーによるスピーチがありましたが、特に今年の総会で印象に残った方3名を绍介します。

EY社の取缔役で元公共政策のグローバル?バイス?チェアである、ベス?ブルック?マーシニアック氏は、52歳でゲイからカミングアウトした际の话を共有し、いかに职场や社会におけるダイバーシティとインクルージョンが重要であり、人々を勇気づけるかについて彼女の経験を共有しました。ベス?ブルック?マーシニアック氏のセッションはからご覧いただけます。

「Moms Demand Action」の創設者であるシャノン?ワッツ氏は、主婦で子育てをしているときに起こった米国コネチカット州の小学校での銃乱射事件を発端に、銃による暴力に反対する活動を始めました。2012年にワシントンDCで銃規制の改正を呼びかける団体を発足し、現在では、全州に支部を持っています。今は全米21州で、銃購入者に対するバックグラウンドチェックの義務化に加えて、警察や家族が他者に危害を与える可能性がある人から銃を取りあげるレッドフラッグ規制などの銃規制の制定に成功しています。シャノン?ワッツ氏のセッションはからご覧いただけます。

また开催地であるサンノゼ市のサム?リカルド市长による同市のサステナビリティの取り组みも非常に兴味深いものでした。「サンノゼ市はシリコンバレーの中にあり、イノベーションの中心となっていることを夸りに思っています。イノベーションは市にとって最も重要な要素ですが、そうした中での大きな课题は、加州ベイエリアで最も高い家赁と住居地域であることです。経済成长で高腾した住居クライシスによって、サンタクララカウンティだけでも约9000人のホームレスがいます。市では、グーグル、アップル、フェイスブックやシスコといった公司とパートナーシップを组んで、住居信託などの支援を差し伸べています。経済格差が拡大しており、どのように格差を解消していけるのかが重要な课题です。またサンノゼ市民の4割が海外で生まれており、多様性があるコミュニティをどのように成功させていくのかも考えています。」
サンノゼ市は気候変動への取り組みを積極的に行っており、米国のトランプ大統領がパリ協定から脱退すると表明した際、400余りの米国の市長が行った”We are still In”という表明に賛同しています。サンノゼ市は、「コミュニティ?チョイス?オブ?エネルギー?プログラム」を実施し、一般家庭や事業者にエネルギー源の選択肢を与えています。その結果、エネルギーのグリッドにおける化石燃料比率は、当初の65%から実施後わずか1年半で20%まで抑えることができました。これを更に2021年までにゼロに達成する目標を挙げている」とリカルド市長は述べています。同市長のセッションはからご覧いただけます。
3名ともに、课题へのコミットはもちろん、これまでにない実行力を感じました。特に最后のサンノゼ市长のスピーチでは、アメリカが连邦レベルでは后退している気候変动や格差问题に、市レベルでさまざまな挑戦と実行を行い、决して后退はしていないことを実感することができました。
- 総会のビデオのご案内:
上记スピーチを含むほぼすべての総会セッションは、で放送されています。 - 来年の「」は、米国ニューヨーク?ブルックリンで2020年11月10日-12日に开催予定です。
黑料正能量’s latest sustainability insights and events straight to your inbox.
Let’s talk about how 黑料正能量 can help you to transform your business and achieve your sustainability goals.